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畳の業界では、それぞれの敷き方に名称があり、
元々の敷き方の区別として「祝儀敷き」と「不祝儀敷き」に
用途に応じ敷き分けられた事に歴史が始まります。
現在、一般の家屋では当然、おめでたい「祝儀敷き」の敷き方を用い
通常の6帖や8帖の様な座敷の敷き方を「回り敷き」と呼んでいます。
3帖間の「枕敷き」や、不祝儀敷きですが、
広間に並べる碁盤の目状の「四つ井敷き(広間敷き)」、
廊下等の様に長い所に並べる「えん敷き」や
他にも4帖半の「追い回し(中半)敷き」など …
敷き方の名称(種類)は、多数ありますが、
通常の敷き方に属さない敷き方は 当店で、先代の時代から
総称して「乱敷き(らんじき)」と呼ばれていました。
元来、「乱敷き」とは、リフォーム等で変形した和室など、
やむ負えない現場の状況で、規定の敷き方が敷けず、
仕方なく敷き詰める敷き方で、畳工事の歴史上、必要なく
「乱敷き」としてお客様に推奨する事はございませんでしたが、
私は、あえて、さまざまな敷き方「乱敷き」を
デザインとして、通常の部屋に取り入れる事で、
よりオシャレでモダンな和室を演出したいと考えております。
「乱敷き」は、通常の敷き方よりも
寸法の割り付け方や製作にかかる手間と、
使用材料のコーディネイトを含む、
お客様に喜んで頂けるデザイン提案にかかる時間と、
非常に高度で面倒な計算と製作技術を必要とします。
ですから「置き畳」での「乱敷きの間」なら必要な畳数を揃えるだけで、
簡単に施工完成させる事は可能ですが、
部屋の寸法を測って、本来の畳工事としまして、「乱敷きの間」は
非常に手間とこだわりのある贅沢な工事だと思います。
又、現在流行っている部屋全体を「半畳、市松敷き」にする
敷き方よりも1畳の大きさの畳を混ぜる事で、
総工事金額を、幾分安く抑える事が出来き、
(半畳の金額は1畳に対して7掛け(70%)となるので。)
何らかの理由で、一部屋の中の1畳のみ交換をする場合でも、
後から納めた、時期の畳表の表情の差を
デザインの1つとして楽しんで頂けますので、
部屋全部の畳工事を行う事無く
単品のみのメンテナンス工事で済ます事が出来ます。
単品のみの工事でもオシャレに見えて、おかしくは見えないのです。
半畳と1畳の組み合わせのみで、デザインを作っており、
特殊な形の畳を使わない分、
物理面、金銭面にも有利になるのではないでしょうか?
「乱敷き」は、造る側の当店にも、お客様にも
メリットが多く生まれる工事だと考えています。
これらの畳は、「縁付き畳」でも「縁なし畳」でも敷けますが、
これからご紹介する図面では、半畳の向きがわかりやすい様に
「縁付き畳」で表現しております。
当店では、これを先の考えにより、元来の敷き方にとらわれず
「新しい敷き方」を、ご提案し施工販売させて頂いております。
よって、「当店のオリジナル工事」と紹介させて頂いております。
オリジナル工事ですので、以後、当ホームページ内では、
正式名称「―モダン 乱敷き畳―」と命名し、こう呼ばさせて頂きます。
私が畳職人としてお客様を想って出来る
一つの「実用を兼ね備えたデザイン敷き・アート畳 」の形です。
当店では、現在流行っている「半畳、市松敷き」も
積極的にお受けします。
当店のオリジナル工事「―モダン乱敷き畳―」のみを
無理に勧めるものではありません。
「これからの畳」の可能性を広げる為の
当店の姿勢を、ご理解頂けたら幸いです。
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